ＰＥラインにリーダーを接続する時に、どのようなノットを行うにしても、それなりの回数を巻き付けて締めこむような作業があることがほとんどです。
この締めこみが甘くなると、ノットの強度が落ちたり、スッポ抜けが発生する可能性があります。
しかし、あまり滑りのよくないＰＥラインを確実に締めこむというのは、結構大変なものです。
確実に締めこむためには、結び目にシュッ？グリス？ラインコート材？
この問題を解決するために、結び目を締めこむための専用のスプレーも発売されているようです。
しかし、ただラインの滑りが良くなるだけでも効果があるはずですから、わざわざ専用の物を使わなくても、それなりに効果はあるはずです。
リールのグリスなどを、ほんの少量ラインにつけるだけでも、ぐっと締めこみやすくなります。
それから、シリコンスプレーやラインコート材のような物でも、それなりに効果があるものです。
また、リップクリームやワセリンなどでも、ラインの滑りはよくなるものです。
ラインを結ぶ時には、唾液をつけることが定番ですが、唾液だけよりも、もう一手間かけるだけで、結束が確実に行えるようになり、若干の強度のアップが期待できます。
こうしたちょっとした工夫を惜しまずに行えるかどうかが、大きな魚を釣り上げられるかどうかの分かれ道であることは少なくありません。
確実に魚を釣りたいのなら、「少しでも気になることは放置しない」、「できることは全てやる」という姿勢が大切なのではないでしょうか。
