北海道の海での鮭釣りが、なかなか壮絶であるのは有名な話です。
ポジションの取り合い、異常な距離での釣り、それに伴う喧嘩など。
その激烈さは、サッカーの試合のコーナーキック時のペナルティエリア内の争いのようなレベルであり、他の釣りとは一線を画しています。
こういった争いは、魚が多くなくポイントが少ない日本だけの話かと思いきや、そんなことはないようですね。
YouTubeなどでは、カナダやアメリカの太平洋側の地域で、日本並かそれ以上に密集してサケを釣る姿が見られます。
土地が日本より広いとはいえ、魚がよく釣れて、一般に釣りが許可されていている場所は、あまり多くはないのでしょうか。
中には、バチバチに喧嘩している動画なんかもあり、端から見ているだけなら面白いですね。
スタンハンセンのテーマでも流して編集したら、人気の動画になるかもしれませんね。
こういったことがあるからか、どうも私はパシフィックサーモンの仲間は、釣りだけでなく魚自体にも上品なイメージが持てません。
釣っている人達が下品だと、それを釣ることや魚にも良いイメージを持てなくなってきてしまいます。
勝手にこんな風に思われては、魚からしたら心外かもしれませんが、そんなわけで私は、キングサーモンとかシルバーサーモンみたいな魚を、あまり釣りたいとも思えないのです。
まあ、釣らないということは、その魚を傷つけないということなのですから、魚にとっては良いことなのでしょうし、できればこのまま釣らずに人生を終わりたいものです。
