釣りにゃんだろう

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リールのオーバーホールは、どうするべきか。

日頃からちゃんと手入れをしていれば、リールというもの滅多にオーバーホールを行う必要はないはずです。

しかし、長年使用したり、海水を被ってしまったりして、どうしてもオーバーホールを行う必要が出てくることもあります。

その場合、自分で行うのか、メーカーに頼むのか、いくつかの選択肢が出てきます。


自分でオーバーホールをする。

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リールは、器用な人ならば自分でオーバーホールを行うことができます。
この場合には、パーツを交換でもしない限り、グリスやオイル代くらいしか費用はかかりませんから、大変お得です。

ただし、これは誰にでもできることではないと思います。
複雑な部品をバラして組み立てるだけの知識と技術が必要です。
ネジ一つ外すのにも、正しいやり方があり、そういったことを知らない人が、いい加減にオーバーホールを行えば、リールを壊す危険性もあるでしょう。

また、近年のリールは、ユーザーが自分ではバラせないようにしてあるものも少なくありません。
そういった物を、無理にバラせば、保証が効かなくなる可能性もあります。

 

メーカーに依頼する。

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昨今のメーカーは、リールのオーバーホールを熱心に行っています。
「リールの性能を保ちたかったら定期的にオーバーホールに出せ」と言い、さらにユーザーにはバラしにくくして、オーバーホールに何としても出して欲しいようです。
そして、なかなかの高額な料金をとるのですから、これはもうリールを売るのと同じような立派な商売であり、サービスやサポートといったものではなくなってきている気がします。

とは言え、メーカーに依頼するのは一番間違いない方法でしょうし、お金がかかっても良いのなら、良い選択肢でしょう。

しかし、ちょっと古くなっただけで、パーツがないなどの理由で受け付けられなくなる可能性もあり、どんなリールでもメーカーに任せられるというものでもないようです。


個人でリールの整備をしている人に依頼する。

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リールのオーバーホールや修理を、個人で請け負っている人も結構います。
とても有名なところでは、こういったリール屋さんなどがあります。
他にもオークションなどから、リールのオーバーホールを受け付けている人も沢山います。

こういった人にオーバーホールを依頼すれば、メーカーに頼むよりも、ずっと安いことがほとんどです。
また、メーカーの受け付けない古いリールも見てくれたり、部品の手に入らないようなリールでも、工夫して修理してくれる人までいるようです。

ただし、公式なメーカーではなく、個人に任せることなのですから、万が一何か不都合なことがあっても、依頼した側にも責任があると思っていた方がよいはずです。

とは言っても、基本的には熱心に丁寧に対応してくれる人がほとんどのようなので、もしかしたらメーカーに頼むよりも、仕上りは良いなんてこともあるかもしれません。

 

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以上のように、リールのオーバーホールを考えた時には、いくつかの選択肢が考えられます。
費用やリールの年式などを考えて、この中から選ぶのが良いのではなないでしょうか。