釣りにゃんだろう

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小田急ハルクで釣り具を売っていた時代。

ちょっと前の1990年代のフライフィッシングの本を読んでいたら、巻末にフライ用品を扱っているお店のリストのようなものがありました。

「今もあるお店もあれば、潰れたお店もいっぱいあるな」と思って見ていたのですが、なんとその中に「小田急ハルク」と書いてあるではないですか。
あのデパートの小田急のスポーツ用品などを取り扱っているハルクで、当時はフライフィッシング用品を売っていたとのことなのです。

 

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ちょうどその頃、何度も私は小田急ハルクに行ったことがあったはずですが、そんな売り場があったかどうか…
記憶にはないのですが、ちゃんと本に書いてあるくらいなのですから、確かにあったのでしょうね。

デパートでフライ用品を売っているなんて、今では全く想像がつきませんが、それだけ当時は釣りがブームであり、フライフィッシングも大ブームであったということなんでしょう。

 

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そう考えてみると、当時はどこに釣りに行っても人だらけで大変だったのではないでしょうか。
まあ、こういったブームで始めた人は長続きしないことが多いですから、何年かで落ち着いたのでしょうが、人気のある釣り場はひどいものだったのでしょうね。

それに比べて現在は、引退間近な60代前後の人が多く若い人は滅多にいないので、フライをやる人は減少傾向が続いていて、結構のびのびとフライフィッシングを楽しめる時代です。

また、デパートなんかで高価な物を買わなくても、安くてそれなりに使えるものがネットでいくらでも買えますから、当時よりもずっとお金もかけずに楽しむことができます。

 

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こう考えてみると、これからフライフィッシングを始める人は、90年代のブームの時よりも、ずっと恵まれていると言っても良いのかもしれません。
このままいけば、あと10年もすればフライをやる人は大半が引退して、10分の1くらいに減るはずですから、今のうちに覚えておけば、楽しい釣りができるかもしれませんよ。