釣りにゃんだろう

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遊漁券の現場売りは滅多に存在しない。

川や湖で釣りをする時に、その場所を漁協などが漁業権を持ち管理している場合には、遊漁券入漁券釣り券と呼ばれるものを買い、入漁料を支払わなくてはなりません。

この入漁券には、釣りをする前に自分で買う前売りの他に、現場売りというものが存在することが多いです。
現場を巡回する監視員などから直接購入する方法で、たいていは前売りよりも高額になっています。

 

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こうなると、「多少のお金は気にしないし、買ってから釣りをするのはめんどくさいから現場売りで良いか」と思う人が出てくるかもしれませんが、そうすると滅多にお金を払うことができないかもしれません。

それは、大半の釣り場では、滅多に現場売りをするような巡回員などに出会うことなく一日が終わってしまうからです。

余程釣り人が多くて、かなり遊漁に力を入れているような場所でない限り、入漁券のチェックや現場売りをしていることはありません。
私は今まで釣りをしていて、入漁券の提示を求められたことは5回もないくらいです。
それくらい釣り場で監視員などに出会うことは稀であり、現場売りの入漁券を買うのは至難の技だと思います。

 

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ですから、基本的には入漁券は前売りで買うべきであり、現場売りをあてにしてはいけないのでしょう。

現場売りが高額になっているのは、おそらく「バレなきゃ買わないでも良いか」と考えたりする不届き者をビビらせるのが目的であり、本気でその料金を徴収しているような場所は多くはないのではないでしょうか。

逆に考えてみれば、「基本的に入漁券は買わなくても、ほとんどの場所ではバレない」ということになってしまいますが、釣り人はそれで本当に良いのかどうか考えなくてはなりません。

 

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漁協などは、魚を放流したり、釣り場を管理したりして、魚が釣れるようにしてくれるものです。(ちゃんと活動していればの話ですが…)
釣り人からお金を巻き上げる敵ではなく、釣り人の味方のはずです。
ですから、釣り人はちゃんと入漁券を買ってお金を払うべきでしょうし、良い仕事をしているなと思える場所があったら、余分にお金を渡しても良いくらいかもしれません。

まあ、実際には良い仕事をしている所は滅多にないですから、最低限の入漁料をきちんと支払うくらいでちょうど良いのかもしれませんがね。