釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

今時ホームページもない漁協。

本州以南の川や湖には、漁業権というものが設定されていることが多く、その場所で釣りをするためには管轄の漁協などに遊漁券(入漁券、鑑札)などを買うという形で、お金を払わなくてはいけません。

ですから、どこかで釣りをしたいと思ったら、まずはその場所を「○○川、入漁券」とでもググり、入漁券が必要か?管轄はどこなのか?などを調べる必要があります。

 

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今の時代ですから、これですぐに釣りに必要な情報は見つかりますし、漁協などのホームページには入漁券の発売場所も書いてあることが多いので、そこに立ち寄って購入してから釣りをすればバッチリです。
また、近頃ではネットから入漁券を購入できる漁協などもありますから、これなら事前に家にいながらにして釣りを始める準備ができてしまうわけです。

 

www.tsuritickets.com

 

ところが、こんな風に便利になってきた漁協が多い一方で、未だにホームページがないような漁協が結構あるから困ったものです。

釣りをできる範囲、規則、入漁券の料金・販売場所などの情報を、自分達からは発信しておらず、小さな釣り具屋や個人のブログなどの口コミレベルでしか、そういった情報が見つからないのです。

これは釣りをする側からしたら不便でしかありませんし、気づかなかったり、情報が得られなかったりで、お金を払わないで釣りをしてしまう人が出てきてしまう可能性もあります。
それは良いことではないでしょうが、漁協側が周知徹底の努力を全くしていないのですから、それほど責められることでもない気がしてきてしまいます。

 

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おそらく、「昔からやっているから分かるだろ」というような、田舎の馴れ合い的なノリで運営されているのでしょうが、これではあまりに釣り人に対して不親切なのではないでしょうか。

今の時代なら、誰にでも数時間あれば、釣り場の範囲、規則、入漁券の販売場所を公表するホームページやブログなどを作ることは可能なはずです。
どんな町にも一人くらいは、ちょっと頼めばささっとそういったものを作ってくれる人がいるのではないでしょうか。

釣り人がお金を払わないで釣りをするのは良くないことですが、漁協側も最低限ホームページくらい持っていないと、お金を払わない釣り人側と同じくらい怠慢だと言えるのではないでしょうか。