釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

それで釣れたのかい?釣り具の新製品には要注意。

釣り関係のメディアや他人のブログやSNSなどで、自分の持っていない道具を使った釣り方などが紹介されていると、ついつい自分もその物を買って試してみたくなるものです。

しかし、そんな時には「それで本当に釣れたのかい?」と考え、一度冷静に確かめてみると良いのではないかと、私は思っています。

 

f:id:nyandaro:20210503132250j:plain

「これが良い」とか「こうすれば釣れる」というようなことが書いてある雑誌の記事やネット情報を、「それで釣れたのかい?」と思い冷静に読んでみれば、実際にはそれほどの釣果が上がっていないことがほとんどではないでしょうか。

ろくに釣れていなかったり、釣れていたとしても並なレベルだったりして、特別効果があったとは思えないことがほとんどです。
中には、「この日は条件が悪かったが…」などと言い訳のようなことが書かれていることもあります。

 

f:id:nyandaro:20210503132602j:plain

何か目新しい物や方法を目にすると、ついつい試したくなるものですが、冷静に考えてみれば、今までの自分が持っている物を使った従来の釣り方での釣果と差はなかったり、差がないどころか紹介されている方が釣れていなかったりするものです。

とんでもないくらい釣れまくっていて画期的なものなら、試してみる価値はあるかもしれませんが、あまり釣れていないものなら「こういう方法もあるのだな」と参考にして覚えておく程度にしておき、慌てて飛び付く必要はないのではないでしょうか。

不確かな他人の意見に流されて、下手に自分の釣りを変えてしまったら、魚が釣れなくなり、無駄なお金と時間を費やすことになる可能性もあるのですから。

 

f:id:nyandaro:20210503132439j:plain

特に新製品を使ったような釣り方には、注意が必要だと思います。
新製品が出れば、やたらと誉めたり宣伝するような情報が流れるものです。
そんな風に絶賛されていたはずなのに、気づけば消えていっていた物が、沢山あるではありませんか。

その一方で、何十年も売られているルアーやリールやラインやフックというものも存在しています。
それだけ長期間売られているということは、それだけ安定して魚が釣れて、安定して買う人が存在する証拠だと思います。

本当に釣れる方法や物は、すでに手にしていることがほとんどなのです。
もっともらしく新製品が褒めたたえられて紹介されている時には、「それで釣れたのかい?」と疑ってみることが必要だと思います。