昔、名前に鮎の字がつく女の人に出会ったことがあります。
その人は父親が鮎釣りが好きなそうで、それでその漢字が使われたそうです。
「あゆ」とか「あゆみ」といった名前は、よくある可愛い感じの名前だと思いますが、漢字が「鮎」となると急に渋い感じになってしまいますよね。
その人は、まあまあ気に入っていて嫌ではないようで、本当に鮎が棲む清流のように綺麗な人で似合っていてとても良かったのですが、自分がもし女子で名前が魚の漢字だったら「えー」と思ってしまうような気もします。
このように、釣りバカ日誌の「鯉太郎」みたいに、釣り好きな人が子供に魚の漢字の名前を付けることは、それなりにあるようですね。
私個人の意見としては、魚へんの漢字って、なんだか強烈ですし、つけられた子供側からしたら、あまり嬉しくないことが多い気がしてしまいます。
その子供も釣り好きに育って、釣りの世界で大活躍するみたいなら、良い名前かもしれませんが、そんな可能性は少ないのですし、気軽に魚の名前は子供につけない方が良い気がしますね。
釣りに限った話ではないですが、子供に親の趣味を丸出しみたいな名前をつけるのは、子供からしてみたら嫌なこともあるはずです。
いくら釣りが好きでも、名前をつける時には少し冷静になった方が良いのではないでしょうか。