たまに私は釣具屋に行くことがあるのですが、ひどく居心地が悪いことが多いです。
それは、客の大半がなんだか育ちの悪そうな人達が多く、ちょっと雰囲気が悪いからです。
汚い色に染めた髪、だらしない服装、たばこ臭い体臭、仲間とギャアギャア騒ぐ、このような下品な感じの人達が、釣り具屋のお客には妙に多い気がします。
よく考えてみれば、これは釣り場でも同じような傾向があるのかもしれません。
管理釣り場などに行くと大半がこのようなお客ですし、湖や池でバス釣りをしている人もこんな人ばかりですし、河口や堤防やサーフで釣りをしている人の中にもこんな感じの人は多いですし、ネットで釣り動画などを見ても、一般人もメーカーの人も、こんな感じの人が多いです。
この釣り人に多い品の無い人々を、どう表現したら良いものか、長年私は悩んできましたが、最近ぴったりの言葉を発見しました。
「マイルドヤンキー」という言葉です。
Wikipediaから引用してみると、マイルドヤンキーとはこのような意味だと書かれています。
『マイルドヤンキー とは、従来のヤンキー程の攻撃性・違法性はなく、マイルドの名が示す通り本物の不良にもなり切れない層』
まさに、あの釣り具屋に居る人々にぴったりな感じではありませんか。
さらに、『地元指向が強い、車社会、仲間意識が強い』などの特徴がある書いてあります。
地方に住んでいて、車で仲間と釣りに行き、ギャアギャア幼稚に騒いでいる、という日本の釣り人のメインの層に完全に一致しています。
というわけで、日本では『釣りはマイルドヤンキー達の趣味』だと言うことができそうです。
釣り人全体が頭が悪い人々だと思われかねないですから、正直私はマイルドヤンキーに釣りはしないで欲しいのですが、『違法性はない』ということなので、まぁ放っておいて、大人しく距離をとることにしておきましょうか。
また、こういった人達は正直あまり思考力は高くないはずですから、釣り具メーカーの言うことを鵜呑みにしやすいでしょう。
そうなると、釣り具メーカーにとっては、あれこれアピールして新しい釣り具を売り付けやすい『良いカモ』となるはずです。
釣り具メーカーとしては、今後ともマイルドヤンキーには、どんどん釣りをして欲しいと思っているはずですし、手放さないように必死なはずです。
かくして、日本の釣りは、これからもどんどん品の無い人がやる趣味という傾向が強くなっていくのではないでしょうか。