釣りにゃんだろう

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お小遣いでできる釣りを流行らせないと、将来釣りをする人は居なくなってしまう。

先日、メジャークラフトというメーカーの物を使って、中学生が釣りをする様子がテレビで放送されているのを見かけました。

私は、なるほどこういう番組もたまにはあった方が良いのではないか、と関心してしまいました。

 

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テレビの釣り番組というと、高価な釣り具を使っている様子が流れることが多いです。
こういった様子を将来釣りを続けていくであろう少年少女達が見たら、どう思うでしょうか。

「よし、大人になったら、一流企業に就職して、ボーナスで7万円のリールと6万円のロッドを買うぞ」と、冷静に希望を持って未来の自分の釣り人像を、頭に描けるでしょうか。
そんなに先のことまで計画的に考えられる子供は少ないでしょうから、「とても自分は買えない道具で大人達が釣りをしている。あれじゃないと釣れないのかな。自分とは関係のない世界だ。」と、ちょっとシラケてしまうのではないでしょうか。

子供をあまりシラケさせてしまうと、釣り自体への興味を失ってしまう可能性がありますから、将来釣り人が減ったら困るという釣り業界のビジネス面を考えたら、あまり良くないかもしれません。

 

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その点、メジャークラフトの製品というものは、あまり高くなく、子供でもちょっと頑張れば買えそうなものです。
そういった物で釣りをしている様子がテレビで流れれば、子供達は単純に嬉しくなるはずです。
自分達が持っていたり、自分達でも買える道具が活躍するのですから。
テレビの中の釣りも自分達と同じ世界で行われているのだと実感でき、夢と希望を持って釣りを続けられるはずです。

このように、将来のことを考えれば、最高級の釣り具ばかりではなく、子供がお小遣いで買えるような価格帯の釣り具も、しっかりとアピールする必要があるのではないでしょうか。

まあ、そもそもこの国には子供があまり居ないので、それで全て上手くいくとも言えないのかもしれませんがね。