釣りにゃんだろう

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和歌山の勝浦で、2,8メートル446キロが水揚げされたクロマグロって、にゃんだろう?あなたにも釣れるかも?

446キロというと、人間何人分でしょうか?そんな巨大なクロマグロが、水揚げされました。

和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港で水揚げ。

水揚げされたのは、和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港です。
このサイズは漁港の記録だそうで、296万円で競り落とされました。

捕獲された場所は、紀伊半島沖で、宮崎県川南町の漁船「第22勝徳丸」のはえ縄漁によるものです。

はえ縄とは?

はえ縄とは、延縄という字で書かれ、長い一本の幹縄のロープに、沢山の枝縄をつけ、その先端に釣り針をつけたものです。
幹縄の長さは、数百メートルから長いものでは150キロまで、というから驚きです。
この長さに、ずらりと並んだ釣り針に、1つづつ餌をつけ流し、それを回収して魚を獲ります。
かなりハードで人手の必要な漁なのではないでしょうか。

クロマグロとは?

今回捕獲されたクロマグロという魚、食品としてはホンマグロとも呼ばれているものです。

太平洋に生息し、国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅危惧種に分類しています。
漁獲制限が厳しくなってきていることも、度々報じられているので、有名です。
しかし、日本では非常に高い人気があり、世界でも一番の消費量です。

成長すると3メートル、400キロ以上にもなります。
時速70~90キロで回遊し、魚や甲殻類を主食としています。

2002年に、近畿大学が卵から育てるという完全養殖に成功したことでも、話題になりました。

あなたにもできるかも?クロマグロ釣り。

今の446キロのクロマグロは、漁による漁獲で、プロの手によるものです。
しかし、近年、般人によるクロマグロ釣りが行われるようになっており、漁師ではなくてもチャレンジ可能です。

近年人気なのは、クロマグロのキャスティングゲームと言い、船上からルアーフィッシングを行うスタイルです。

青森県などで盛んに行われていますが、道具も高額、経験やテクニックも必要で、ヒットする確率も低く、初心者が行うには、かなり敷居の高い釣りです。
興味のある方は、経験者を探して、一歩ずつ教えを請うのが得策でしょう。