釣りにゃんだろう

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3秒で出来る、あんまりダサくない自作ラインバスケット。

3秒で出来る、あんまりダサくないラインバスケットの自作方法です。

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変なカゴを腰に付けた、変なおじさんになりたいか。


フライフィッシングで、遠投をしたり、リトリーブを繰り返すような釣りをする時は、腰に変なカゴを付けると便利ですよね。
ラインバスケットなどと呼ばれる、あの変なダサい箱のことです。

フライフィッシング自体は、かなりカッコいい釣りなのに、あれを腰に装着した途端に、スマート差が失われ一気にダサくなります。
箱形のものにしても、剣山みたいなものにしても、絶望的に間抜けなルックスです。
フライフィッシングをしない人からは、「なにあれ…」と、絶句されているとか、いないとか。

 

しかも、どれも100ショップレベルの作りの製品なのに、ぼったくり価格としか思えないものが多いです。ダサくて高いなんて、とんでもないものですね。

 

フライフィッシングが上手な人なら、綺麗に片手で30メートル以上のランニングラインを持つこともできるようですが、なかなか難しいですよね。
ラインストリッパーという、便利そうで見た目がスマートな物もあるようですが、高価な上にあまり売っていません。

こうなってくると、あんまりダサくないものを、安く自作するより良い方法は無くなってくるわけです。
出来上がったものが多少ダサくても、安ければまあ我慢できるものですし。

 

 

とにかく、ダイソーへ。

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そこで、私はお財布の中に500円ほどしか入っていない極貧状態のままで、ザ・ダイソーに向かいました。
もちろん、電車もバスも自動車も使わず、片道25分間歩いて行きました。
ここでお金を使ってしまったら、製作にかかる費用が上がってしまうからです。

 

さて、ザ・ダイソーの中を徘徊して、私が目をつけたのは、ちょっとオシャレな雰囲気の布製のカゴです。

内側はツルツルとしたコーティングがしてあり、軽く水を弾きそうです。
張りのある生地で、ぺしゃんこにしても、拡げればピンと元通りになります。

これならば、持ち運びにも便利そうですし、濡れたラインを入れるのにも都合が良さそうです。

しかし、なんとこのカゴは300円商品ダイソー内の超高級品だったのです。
ちょっと特殊な生地なので、多少高くても、まあ仕方ないかと納得して、これを買い物カゴに入れました。
後は、100円のバッグ用のショルダーストラップを買って、買い物終了です。 また歩いて家まで帰ります。

 

 

玄関開けたら、5秒で完成。

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さあ、ここまでくれば、完成したも同然です。

ショルダーストラップを袋から出したら、片方の端をカゴの取っ手に取り付けます。

それから、腰にカゴをあてて、ショルダーストラップをベルトのように背中の方から回してきて、もう片方の端も取っ手に取り付けて固定します。
しっかり止まるように、ストラップの長さを調整します。

完成です。

 

 

ギザギザした剣山のようなものがあった方が良いと思い、100円ショップの猫避け用というトゲを入れてみたこともあるのですが、あってもなくても、あまり差は無かったですね。

高価な既製品のプラスチックのカゴよりは、見た目がナチュラで、カッコ良い気がするのですが、どうでしょうか。

 

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ちょっと川原で試しに使ってみても、快適にキャストを繰り返すことができました。

税抜きたった400円でここまで便利だと、やや見た目がダサくても使いたくなってきてしまいます。
このように、あんまりお金をかけなくても、フライフィッシングは楽しめるものです。
しかし、大半の人はお金をかけて楽しむのでしょうね。

魚を釣ることではなく、釣り具を買うことが釣りの目的になっているような人が、たくさんいる世界ですから。