釣りにゃんだろう

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釣りは理系の趣味か、文系の趣味か。

日本では高校生くらいの段階で、理系文系のどちらの道に進むか選択することが多いです。

その選択した道のまま大人になるまで教育を受け続けることがほとんどであり、仕事選びにも影響することも多いですから、大人になってからも理系の人・文系の人というように、二分して考えられることがあります。

この理系と文系というものを比べてみると、得意なこと不得意なこと、考え方などが違ってくるものです。

釣りという場面においても、このような違いから、理系向き・文系向きなどということは考えられるのでしょうか。


釣りは基本的に理系のものか。

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どちらかと言うと釣りという物は、理系の趣味のような気がしてきます。

まず、釣る対象である魚について調べる学問は、完全に理系のものです。
ですから、理系の人の方が魚の行動や生態について科学的に考えやすく、有利になるはずです。

それから、釣りという動作そのものも理系的なものです。
風や水流など様々な自然現象の影響を考えて、狙い通りの釣りをするということは物理的であり、しっかりと正確に行うのなら理系の考え方が求められます。

さらに、釣りに使う釣り具という物は工業製品ですから、これも理系的なものと言えるでしょう。
大手釣り具メーカーで製品を開発をしている人達は、理系の人のはずです。

このように、釣りというものは、その対象も行動も道具も、理系寄りのものばかりです。
ですから、もしかしたら理系の人の方が有利な趣味と言えるのかもしれません。


文系には魚は釣れないのか。

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とは言っても、それでは文系の人には魚があまり釣れないのかと言うと、そうでもない気がしてきます。

釣りというものは、いくら理詰めできっちりと行っても、必ずしも結果が出るものではありません。
運や勘などの感覚的なもので、あまり論理的に考えなくても、あっさりと魚が釣れてしまうことも珍しくありません。

ですから、感覚的な思考に優れた文系の人にも、充分に釣るチャンスというものはあるはずです。

かく言う私も、完全に文系の人間です。

ごちゃごちゃともっともらしく釣り方の説明をしているのを聞くとうんざりしてきますし、そんなことを考えなくても、魚はいくらでも釣れると思っています。

「なんだか魚が居そうだ」とか「これで釣れるんじゃないか」とか、根拠がゼロの戦略でも、いくらでも魚は釣れてしまうからです。

 

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以上のように考えてみると、釣りは理系の人に有利なものなのか、文系の人に有利なものなのか、ちょっと分からなくなってきてしまいます。
今度から魚がよく釣れている人が居たら、理系か文系か聞いてみると面白いかもしれないと私は思っています。