釣りにゃんだろう

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釣り用の車にランクル最強説。

釣り人の中には、トヨタのランドクルーザーに乗っている人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、日本の釣り場で乗っているなんて、ちょっともったいなくて宝の持ち腐れだなぁと、私は思ってしまいます。

 

日本の釣り場でのランクルの用途。

toyota.jp

日本の釣り場でランクルに乗る場合、普通の道路か林道かちょっとした未舗装の場所を走る程度でしょう。
他には、ボートを牽引したりして使うことがあるくらいでしょうか。

確かに便利なものですが、正直この程度の役割なら、他の安い車でもいくらでもこなせます。
この程度の使用方法でランクルに乗るのは、毎日渋滞している道でスポーツカーに乗っているようなもので、ガソリンやお金の無駄使いなのかもしれません。

 


車ってこんなに丈夫なのか。

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海外に釣りに行くと、ランクルに乗せられて長時間移動する機会があります。

そういった場合は、まず舗装なんてされていない場所を走るわけで、道や轍がない大地を何時間も走り続けたりします。

岩だらけの川原をボッコボコ跳ねながら、時々ガツンと車体をぶつけて走り続ける。
車体が埋まってスタックするようなグチャグチャの湿地を走り抜ける。
倒木だらけの森を強引に進む。
運転手以外が車から降りないと進まないほどの急斜面を登る。

このようなことを一日中繰り返しても、せいぜいパンクするくらいしかトラブルはなく走り抜いてしまうのがランクルなのだと、思い知らされることになります。

 

 

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私が一番驚いたことは、多少水没しても大丈夫なことです。
結構な深さのある川を強引に渡ると、通常は濡れてはいけないレベルまで水に浸かり、車体から「シュワー」と湯気が立ち上ったりしてきます。
しかし、その程度なら大きな故障につながることはないらしく、何ともないように走り続けていきます。

 

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ランクルは、このように命の危険があるレベルの場所を走破できるほど、とてつもなくタフな車なのですから、ほとんどの日本の環境では過剰性能と言えるでしょう。
ですから、この車が日本で走っているのを見ると、性能という実用的な面よりも、ファッション性から選ばれているにすぎず、日本の狭い道などでは「無用の長物」と思わずにはいられません。

ランドクルーザーは、釣り用の自動車としては最強のものでしょうが、その力をフルに発揮させることは、この国ではちょっと難しいのかもしれません。