少し前から、Amazonの配送はAmazonが雇用した配達員が行うことが増えています。
ヤマトや佐川といった業者ではなくて、小さな軽自動車などでAmazonの商品を配達している人の姿をよく見かけるものです。
先日も少年のような風貌の若者が、スマホ一つを頼りに配達して回っているのを見かけますが、やはりその働きぶりは、ヤマトや佐川といった配送業者と比べると、プロと素人というくらいの違いがありましたね。
常に道に迷っているようで不機嫌そうに乱暴な運転を繰り返し、通行の邪魔になるような場所に駐車し、荷物の扱いも非常に雑でした。
もちろん、こういった配達員ばかりではないのでしょうが、現在のAmazonの配送システムからすれば、このような素人配達員が雑に荷物を届けるという可能性が拭えないわけです。
そうなってくると、釣り具の配達なんかは、ちょっとだけ危険な気がします。
元々、Amazonの梱包は簡易的で、時には釣り具の破損に繋がりそうなことがあった上に、乱暴に配達される可能性も加わったわけで、破損の危険度が増したと考えて間違いないでしょう。
私は、以前ハードケースの付いていないロッドをAmazonで買ったら、袋に入ったロッドをそのまま段ボールにポンっと入れただけという状態で届いたことがあります。
プチプチのような緩衝材はゼロでしたし、Amazonでよく見られる紙を丸めた物も入っていませんでしたから、薄い段ボール箱の中でロッドがバコバコ動きまくっていました。
幸いその時は破損等はありませんでしたが、こういった梱包状態のものを乱暴に配達するとなると、折れに繋がるようなダメージを受けることもあるかもしれません。
まあ、配達された段階で壊れていたら、ちゃんと交換なり返品なりには応じてもらえるのでしょうが、面倒なことには違いありません。
面倒なことに巻き込まれるのが嫌だったら、多少高くても信頼のおける釣り具の扱いに慣れた場所から買うべきでしょう。
私は、こういったスリルも安い物を買う時の楽しみだと思いますから、これからもAmazonを利用しようとは思いますけどね。