夏場の釣りに使うウェットゲーターのような物には、膝パッドが付いていることがあります。
普通のウェーダーには付いていないことが多いですから、要らないんじゃないかと思われるかもしれませんが、あれはなかなか大事なもののようです。
ある日、私は渓流で軽く滑り、両膝を岩に打ち付けました。
この時、膝パッドの付いたレッグガードを着用していたのですが、片方の脚の方が下にずり落ちていて、膝の部分にパッドが被さっていない状態でした。
すると、どうでしょう。
軽く岩に打ち付けただけですが、ゲーターの下に穿いていたタイツは破れて、結構な出血をしています。
衝撃もそれなりに受けたみたいで、その後1ヶ月くらいは膝の関節が痛かったです。
ちゃんとパッドが膝にハマっていた方の脚は無傷で無痛だったので、ほんのちょっとしたパッドだけでも、随分と怪我を防げることが分かりました。
ウェットウェーディングには、膝パッドが付いた物を使用しないスタイルもあるとは思いますが、これだけ効果がある物なら、膝パッド付きの物を使った方が良いのではないでしょうか。
特に、夏場の釣りというものは、岩や石がゴロゴロとしている場所に行くことが多いわけですし、多少邪魔くさく感じても、膝パッドがある物を利用するべきだと思います。