釣りにゃんだろう

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「いい加減もう帰りたい」と思うまで滞在するのが釣り。

最近、テレビで上高地の帝国ホテルの様子を見ていたら、こういった古く趣のある宿泊施設なら、高いお金を払ってでも泊まる価値はあるかもなと思いました。

しかし、こういった景色が良いような場所は、一泊や二泊でバタバタと訪れるような所ではないとも思うのです。

二週間くらいゆっくりと滞在して、景色もすっかり見慣れて「いい加減もう帰りたいな」と思うくらいまで居るのが良いのではないでしょうか。

 

www.imperialhotel.co.jp

 

それくらい滞在するとなると、車が買えるくらいお金がかかってしまうでしょうし、何かの奇跡が起きてお金持ちにでもならない限り、私は上高地帝国ホテルには泊まりに行けそうもありませんね。

この、「いい加減もう帰りたい」と思うまで滞在するのが適切というのは、リゾート地だけでなく、遠征先となるような釣り場でも同じだと思います。

海外の釣り場のロッジなんかでは、二週間くらい滞在するのが標準的だとされていますし、それくらいゆっくりと過ごさないと、その土地の魅力を味わい尽くせないのではないでしょうか。

 

 

 

二週間も釣りをすれば、釣り方も分かってきますし、良い釣果が得られる状況なら結果も出てくる頃でしょう。
すっかりその土地での生活にも慣れて、もう帰りたいと思ってくる頃のはずです。

このように、釣りの遠征というものも、本来は数泊でバタバタと行くべきものではないでしょう。
国内だろうと海外だろうと、「もう帰りたいな」と思うくらいまで滞在してこそ、その土地での釣りをフルに味わえるものだと思います。
まあ、そうは言っても、勤勉な日本人の多くには、そんな時間の余裕がないという問題があるわけですが…