よく海辺の観光地なんかでは海鮮丼が、結構なお値段で売られています。
結構なお値段にも関わらず、観光客は喜んで食べていたりしますが、あれってほとんどの具材は土地のものではないですよね?
釣りをしている人なら分かると思いますが、ああいった海鮮丼に地元の魚が使われていることは稀でしょう。
例えば、サーモンというものが載っていたりしますが、ほとんどの場合で、おそらく養殖のニジマスでしょう。
コストを考えれば、外国産のことが多いはずです。
イクラにしたって、ほとんどのお店はロシア産などの安いものを使っているはずです。
他の魚介類にしても、その地元では獲れないようなものが使われていることが多いわけですし、今だったら、米だって外国産の安いものを使っている可能性もありますし、海鮮丼はちっとも地元の食材を使った食べ物ではない可能性が高いのです。
こういったものに、観光客という人達は何も知らずに、「海に来たから地元のものを食べよう」みたいに考えて喜んで大金を払っているわけですが、あまりにも無知で間抜けな光景ですよね。
まあ、どこに行っても自分が食べたいものを食べるのが一番でしょうけど、その理由が完全に的外れだったりするわけで、「私はバカです」と言いながら食べているようなものでしょう。
魚に限った話ではないですか、観光客みたいな人達は、食材に対してあまりに無知で、お金を騙しとられているようなことが多過ぎると思います。
そもそもが、観光というものは、「無知な人達を騙して大金をとる」という仕組みのものなのかもしれませんが、観光ばっかりしていないで釣りでもして、ちょっとは生き物について学んだ方がよいのではないでしょうかね。
まあ、学ぶ頭がないから、観光客というアホな生き物になってしまったのかもしれませんが…。