何年も前の釣りの写真などを整理してたら、釣り具と酒の写った写真があって思い出したのですが、私は釣りをする前にはバーボンとかを一口飲んでから出掛けていたのでした。
(もちろん何日も宿泊していたりして、車を運転する必要のない時)
それから、バッグの中に酒瓶を入れて出掛けて、釣りの最中にも「ちょっと寒いなあ」という時には、ちびちびと飲んだりしていたものでした。
歩き回って釣りをするのですから、そんなに酔っていたわけではありませんが、当時の私は常に飲酒釣行状態であることが多かったわけです。
まあ、あまり欲もなく雰囲気重視で、かなりいい加減に釣りをしていたわけです。
それが今では、「酒はちゃんとした魚が釣れてからだ」と思うようになり、滅多に酒を飲まなくなってしまいました。
それだけ真面目に釣りをするようになったのですから、確かに魚はよく釣れるようになりました。
しかし、思い返してみると、ほろ酔いで適当に釣りをするのは、それはそれで楽しかったものです。
釣果にとらわれることなく、一日のんびりと釣りをするのは、今よりもずっと自由を満喫できていたと言えそうです。
あの頃の気楽な釣りに、ちょっと戻りたいような気もしてきます。
それでも、まだまだ自分の考える目標のような魚を釣っていないので、今いい加減なほろ酔いの釣りに戻ったとしても、もう欲の無かったあの当時のように心から楽しめるとは思えないのです。
酔っぱらって釣りをする状態に戻れるのは、まだまだ先のことになりそうです。