釣りにゃんだろう

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ジグヘッド+ワームの釣りは、釣りの中でもトップレベルに環境に悪い。

ロックフィッシュゲームなどと呼んで、海でルアーで根魚を釣る釣りは、近年非常に人気があります。

各社から専用のタックルが発売されまくっていますし、ここ10年ほどでは勢いがある釣りの一つでしょう。

この手の釣りでは、プラグやメタルジグが使われることもありますが、ジグヘッド+ワームという組み合わせで釣ることが一番多いはずです。

ちょっと考えてみると、このジグヘッド+ワームの釣りというものは、釣りの中では一番やってはいけないものだと思います。

 

 

まず、ジグヘッドにはが使われていることがほとんどです。
釣りなどで水中に残された鉛からの鉛毒というものは、近年大きな問題になっています。
実際に一部の釣りでは、鉛を使わないオモリの使用に置き換えが進んでいたりしますし、こんな時代に鉛のジグヘッドを底まで沈めて根掛かりしやすい釣りをするなんて大問題でしょう。

それから、プラスチックワームの使用も大問題です。
ワームは、一部には生分解性の物もありますが、ほとんどが分解されにくいプラスチック製です。

海にプラスチックが遺棄されることも、近年非常に問題になっていますから、これまた根掛かりが頻発するような釣りに使用することは、どう考えてもいけないことでしょう。

 

 

釣り具メーカーは、よく環境を守りましょうみたいなことを言っていますが、このような環境に与える影響が最悪のロックフィッシュの釣りの製品を売りまくり、流行らせているとは、言っていることとやっていることが真逆ではないでしょうか。

やはり、口では綺麗ごとを言っていても、釣りが流行って儲かれば環境なんてどうでもよいというのが、釣り業界の本音なのかもしれませんね。