釣りにゃんだろう

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魚の食事時間と時合い。

ブリなどの青物は、朝5時から9時の間に一日の食事量の半分を食べるという研究結果があるらしいです。

釣りをしていても、青物の仲間は早朝によく釣れる魚でしょうから、釣り人も納得のできる話でしょう。

海の魚でなくても、朝マズメや夕マズメ以外には、なかなか釣れないという魚は沢山居るものです。
これは、青物以外の魚でも、決まった時間以外は餌をあまり摂らないということがある表れなのではないでしょうか。

釣りには、良く魚が釣れる時間を時合いと言う言葉で表しますが、これともこの魚の食事時間は密接な関係があるはずです。

 

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もちろん、魚が餌を摂るのには、時間以外にも水温、水質、餌の状況、潮汐、風、天候など様々な要因が影響してくるのでしょうが、やはり何となくはタイムスケジュール的なものに従って暮らしているのでしょう。

ですから、そのような魚のお食事時間から外れた時間に釣るには、反射的に食わしたりする必要が出てきて、釣る難易度が一段階高くなるはずです。

このことからは、魚を簡単に釣りたかったら、人間側の都合の良い時間に釣りをするのではなく、とにかく魚の都合の良い時間に合わせて釣りをするべきだと言えるはずです。

 

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朝マズメによく釣れるのだったら、眠かろうとなんだろうと暗いうちから出かけて準備をする。
夕マズメによく釣れるのだったら、たとえどんなに家が遠くても、暗くなるまで粘ってみる。
このような、ちょっと無理をしてでも、魚の都合に会わせた釣りができれば、より簡単に良い魚が釣れるはずです。

まあ、そうは言っても、早起きするのは面倒ですし、日が暮れる前に心が折れて帰りたくもなってしまいますけどね。