釣りにゃんだろう

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魚も人も虫を食べるのが良い釣り場。

自然が豊かな釣り場に行くと、河原に立っているだけで全身を蚊の大群に覆われたり、アブが身体中刺そうとしてきたり、水棲昆虫が目や口に飛び込んできそうになったりと、びっくりするくらいの大量の昆虫に襲われることがあります。

こういったことが苦手な人は結構多いようで、極端に虫を嫌がりキツい虫除けを使ったり、そういった釣り場自体を避ける人もいるようです。

そういった人を見かけると、本当に釣りが好きな人なんじゃないだろうなと、私は思ってしまいます。

 

 

水棲昆虫や陸棲昆虫が困るくらい溢れているのは自然が豊かな証拠なのですし、それを食べる魚や、さらにその魚を食べる大きな魚も沢山居るはずの良い釣り場であると言って良いはずです。

ですから、虫にたかられまくったり、虫を食べてしまいそうになっても、釣り人なら「ひでぇな」と苦笑いしながら喜ぶべきでしょう。

そして、夕暮れまで釣りをしてぼこぼこに蚊に刺されまくった顔で、良い釣りだったと1日を振り返って満足してこそ、正しい釣り人と言えるのではないでしょうか。

 

 

虫をうっかり食べてしまったり、虫に刺されたりするのが嫌なら、釣りなんてするもんじゃないでしょう。
釣りをするには自然が必要なのですから、虫が居ないわけがないわけですし、居ない方が困るのですから。

そういった人達には、釣りよりももっと向いている趣味がいくらでもあるはずです。
無理をして魚なんか釣らない方が、ずっと有意義な時間を過ごせると思います。