昨年あたりに、黒柳徹子さんが「近頃の世の中の雰囲気は戦前によく似ている」というようなことを言っていたそうですが、その言葉には、なんだか納得させられてしまいますね。
私は、戦前から生きている人間ではないですが、ここ最近急激に世の中がキナ臭くなってきていることは分かりますし、それに対して無関心な人達があまりに多過ぎることも分かります。

きっと戦前も、こんな風になんとなく世の中の流れが変わり、それを人々はなんとなく受け入れ、なんとなく戦争に巻き込まれていったのではないでしょうか。
ですから、近い将来、この国が何らかの形で戦争に深く関わる可能性は、バリバリに高くなってきていると思います。
しかし、今さらこれはどうにもならないのではないかとも、私は思います。
世の中の大半の人は政治に無関心ですし、自分の子供が戦争に巻き込まれる可能性があるような人達でさえ、こんな世の中を肯定しているようなところがあります。

世の中がこんな状態で、もし私に子供がいたりしたら、「なんとかしなくては!」と危機感を覚えたかもしれませんが、私は後は一人で死ぬだけのような人間ですから、「もうどうにでもなれ」という気持ちになっています。
世の中ことを真剣に考えず、アホなことをしてきた人達とその子供達が、将来苦しむことになっても、それは自業自得でしょうし、仕方のないことでしょう。
きっとそのうち、バカな若者達がたくさん死に、そのバカな親たちが泣くことになるのでしょう。

もうバカな人間ばかりの、こんな世界にはうんざりです。
こんな時には、一人で釣りをするのが一番でしょう。
世の中や世界のことは諦めて、ただ目の前の流れに釣り糸を垂らし、魚との出会いという純粋な喜びだけを求める。
こうしているうちに、私は一生を終えるでしょうし、その頃、世の中がもっとひどいことになっていようが、もう知ったこっちゃありません。
本当は世界が平和だったら良いのですけど、それは人類にはどうしても無理なことのようです。
「釣りでもしながら、世界が終わるのを待つのが一番いいや」と思う今日この頃です。
(実はこの文章は、2025年の秋に書いたものなのですが、2026年になり、世の中の状況はいよいよ悪くなってきたようですね。)