本州の川で釣りをした後に北海道の川で釣りをすると、「流れが遅いな!」とびっくりしてしまうことが多いです。
ゆっくり流れている泥岸の川はもちろん、石がゴロゴロしている本流でも、ラインが流される速度があまりに遅くて、衝撃を受けるのです。

本州の川のような釣り方をすると、ラインが沈み過ぎて根掛かりを連発してしまったりするくらいなので、かなり流速が違うのは確かでしょう。
川の流れがゆっくりなほど、フライラインやルアーの深度をコントロールしやすくなり釣りやすいのですが、このことが良くない方向に働くこともありそうです。
全体的に高低差が少なく、川の流れがゆっくりということは、渇水や高温の時に水温が上がりやすくなるはずです。
実際に、北海道の川では何年か前の夏に渇水と高水温により魚が大量死しているわけですが、こういった現象が起きやすい土地ということなのでしょう。

立地的には、本州よりも北にあるために、温暖化の影響を受けにくいような気もしますが、標高が低く高低差も少ない北海道の地形を考えれば、そこまで安全なわけではないのかもしれません。
意外と、魚が居なくなるのは本州よりも北海道の方が先なんてことも、ないとも限らないですね。
まあ、本州だろうと北海道だろうと、将来的に冷水性の魚が釣れなくなるのは決定事項だとは思いますが、北の方がその時期が遅くなるなんて単純な話ではないのではないでしょうか。