釣りにゃんだろう

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軽い帽子は風で飛ばされやすい。

私は、オイルドコットンとかウールフェルトの、しっかりとした作りのハットを被って釣りをしていることが多いです。
それでも最近、ちょっと遠くに釣りに行く時に、潰せて荷物に入れられるのが便利なので、ペラペラの柔らかいポリエステル系の素材のハットを持っていくことにしてみました。

するとどうでしょうか。
強風が吹いていたその釣り場では、簡単にハットが頭から飛ばされて、ろくに釣りにならないのです。

 

 

ハットのサイズ感は、いつも被っているような物と同じなのに、いとも簡単にハットが飛ばされまくり、頭から手を離して釣りをすることができません。

こうなってしまったのは、ハットが軽過ぎるのと、生地が柔らかいのが原因だと思います。

ハットの生地が柔らかいと、ツバが風を受けた時に、簡単にペロンと捲れ上がり、もろにハットを持ち上げる方向に風の力を受けることになってしまいます。

そして、ハットの自重自体も軽いため、簡単に頭から抜けて飛んでいってしまうのでしょう。

 

ツバがペラペラと動かないような、しっかりとした生地のハットなら、風を受けた時はちょっと深く被り直せば、ツバで風を切るような状態に固定でき、真下から吹き付けるような風でない限り、なかなか脱げることはありません。

ですから、風が強く吹くような釣り場には、ツバがペラペラと風になびくようなハットは向いていないということでしょう。

 

 

どうしても、そういった軽く柔らかい素材のハットを被りたいなら、顎紐の付いた物を選ぶが、後付けできる顎紐を利用するのが良いと思います。

私は、このハットが飛ばされまくった時には、念のためにダイソーで「帽子クリップ」という名前で売られていた、帽子用の顎紐を持ってきていました。

それをハットに取り付けて深く被り、紐をキュッときつく締めると、いくらか風に飛ばされにくくなりましたし、飛ばされても首の所で止まるようにはなりました。

 

 

このように風が強い釣り場では、ちょっとハット選びに気をつける必要があるようです。
こういった僅かな準備で、釣りに集中できるかどうかという大きな違いが生まれますから、意外と大事なことだと思います。