工藤祐次郎という人の歌に、ゴーゴー魚釣りというものがありますが、のんびりゆったりと釣りに行くような時にはぴったりな歌です。
長靴を履いて仲間と湖に釣りに行く歌詞なので、ヘラ釣りとかバス釣りとかの歌なのでしょうかね。
まあ、コイでもトラウトでも長靴で湖でのんびり釣ることはできますし、何の釣りなのかは想像次第で色々考えられます。
私が、この歌で素晴らしい思うのは、
『300日の悲しみ忘れ釣り糸垂らす
恐竜の時代から
この世で一番大切なものは魚釣り』
というサビの部分ですね。
誰だって人生というものは、だいたいが悲しいものでしょう。
けれども、1年中365日全てが悲しいわけでもありません。
65日くらいは悲しくない日がありますし、釣り人にとっては、それは釣りに行く日なのではないでしょうか。
こんな釣り人の心を見事に捉えた歌詞が、素朴なイカした演奏に乗せられて歌われているのを聞いていると、やっぱり釣り人にとって、釣りというものは精神安定剤のような大切なものなのだと思わされます。
釣り人の皆さん、300日の悲しみを忘れるために、今日も明日も釣りに行こうではありませんか。
ゴーゴー魚釣りでも口ずさみながら。