釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣りに夢中になると、安全面に気を配るのが難しくなる。

漁師さんが亡くなったニュースというものは、毎週のように聞かれるものです。
私は、前任者が閑散期の漁師さんだったという仕事をしたことがあるのですが、その人は漁の作業中の事故でお亡くなりになったそうです。さらにその前に働いていた人も漁師さんで、その人も事故でお亡くなりになったそうです。
それくらい、漁師というものは労働事故が多い職業なのだと思います。

 

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これは、そもそも漁というものが危険な水の上という場所で行われたり、船やリフトといった危険なものを扱うからだと言えそうですが、安全に対する配慮が欠けていることがあるのも原因の一つだと思います。

しかし、それは仕方ないことだと、私は思います。
忙しく必死に水の上で仕事をしていたら、いちいち細かく安全確認をしている余裕なんてなくなってくるのは当然だと思いますし、そうでなくては仕事にならないようなこともあると思います。
それだけギリギリのところでやる危険な仕事なのでしょう。

ですから、どうしても事故は起こってしまうものだと思います。

 

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漁と同じように魚をとる釣りも、漁と似たように厳しい環境で行われることがあります。
これも夢中になって必死にやっていると、「いちいち細かいことを気にしていられるか」と、安全面に気を配る余裕がなくなってくるものだと思います。
その結果、事故が起こることもあるかもしれません。

 

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一人で釣りをして一人で死んで何処かに消えてしまうのなら、別に良いと私は思いますが、捜索や救助を要請されて、他人にあまりに迷惑をかけてしまうのは良くないことだと思います。
釣りは漁のように仕事ではないわけですし、それで他人の手を煩わせてはいけないでしょう。

ですから、釣りに夢中になると、ついつい安全面を無視して無理してしまいがちになりますが、周りに釣り人が居たり、家族など自分が釣りに行っていることを知っている人がいる場合には、ちょっとに冷静になって、今一度無理をしないように気をつけなくてはいけないと思います。