釣りにゃんだろう

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釣り人の半分は70歳以上なのではないか。

ちょっと前の1月に、テレビで横浜で行われていた釣りフェスの会場からの中継を見かけましたが、 なんと高校生以下と70歳以上は入場無料とのことでした。

これはなかなか思いきったことをしましたね。
高校生以下無料というのはあまり数が居ないでしょうから良いとしても、70歳以上の釣り人というものはかなりいるのではないでしょうか。

 

 

人口比率から考えても70歳前後の人というものは、かなり多いですし、私が日頃川で釣りをしていても、見かける釣り人は3人に1人は70歳前後かそれ以上です。

近頃は、多少若い人を見かけるようになりましたが、多い時には自分以外の釣り人が全員高齢者なんてこともありますし、体感的には釣り人に1番多いのは70歳くらいの人達だと思います。

そんな層を無料にしてしまうとは、なんと太っ腹なイベントなのでしょうか。

そもそもが入場料で収入を得るのが目的ではないのか、それとも沢山居る高齢者の釣り人になんとかもうひと盛り上がりしてもらって、釣り具を売ろうという作戦なのでしょうか。

 

 

なんにしても、こういった措置をとり始めた時点で、釣り人の高齢化が進んでいて、釣り業界の未来は明るくないということだと思います。

あと10年たったら、高齢で釣りができなくなる人が、一体どれだけいるでしょうか。
若者に釣りを始めてもらうにしても、もうこの国には若者はろくにいません。

どう考えても、いなくなる高齢者を補填できるだけの数の若者はいないでしょう。
そうなれば釣り具の売り上げなんて、今とは比べものにならないくらい落ちるはずです。

近い将来、相当大きな会社以外は、釣り具メーカーなんて無くなってしまうんだろうなと、釣りフェスの中継を見ただけでも分かる2025年の始まりでした。