川の中には、河原に砂などが堆積していたり、泥地の湿原のようになっていて、ズブズブと足が沈む場所があります。
こういった場所で、フェルトソールのウェーディングシューズを履いていると、靴底のフェルトが剥がれてくることがあります。
メーカーなどによって剥がれやすさは違いますが、何日も続けてこういった釣り場で釣りをしていると、剥がれてくる可能性は結構高くなります。
完全に剥がれないまでも、フェルトが浮いて隙間に水が入ったり、ペロペロとめくれたりしてきたりして、歩きにくくなりますし、後から修理するのも、なかなか骨が折れるものです。
やはり、こういった場所で長時間釣りをするのなら、フェルトソールではなく、ラジアルソールのシューズを使用した方が良いでしょう。

そもそも、川底が砂や泥ならば滑るわけではないですし、ソールがフェルトである必要はないのですから、フェルトソールのシューズを履く意味がないでしょう。
フェルトソールのシューズとビブラムなどのラジアルソールのシューズを両方用意しておき、釣り場によって履き替えれば快適ですし、シューズも長持ちするはずです。
このように、ウェーディングシューズは、最低でも二足揃えておくのが、釣りに集中するためのコツだと思います。