釣りにゃんだろう

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釣りのガセネタ。

釣り人の皆さんなら、「あそこで沢山釣れた」とか、「こんなにデカイ魚が居た」とか、ちょっとびっくりするような話を、小耳に挟むことがよくあるのではないでしょうか。

私は、自分で言うのも何ですが、真面目な人間の部類に入る方なので、昔はこういった話を信じることが多かったのですが、最近は「どうもガセくさいな」と端から疑ってかかって聞いていますし、真面目に話を聞いているふりをしつつも、信用していないことが多いです。


あまりに現実離れしたオーバーな話が多すぎる。

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私がこういった態度をとるようになったのは、釣り人の話というのは、とにかくいい加減でオーバーであることが多かったからです。

先週は1メートルと言っていたのに、今週は1メートル20センチだと言っているような、「話す度にサイズが大きくなっていく」パターン。

5本釣ったと言っていたのに、いつの間にか10本と言っているような、「時間の経過とともに数が増えていく」パターン。

140センチのイトウが釣れたというような、「ちょっと現代では不可能ではないか」というパターン。

こういった胡散臭い話をする人が、何故か釣り人の中には多過ぎることに気づいたのです。

 

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昔から「釣り師の腕は縛っておけ」なんて言葉があるようですし、釣りには人間を興奮させる作用があり、どうしたってオーバーな話をさせてしまうものなのかもしれません。

ですから、ちょっとでも「凄い」話は、写真か映像でもない限り、ガセネタかもしれないと疑ってかかった方が良いかもしれません。

それに写真や映像があったとしても、近頃のスマホなどの広角のレンズを使い遠近感を利用すると、やたら魚がデカく見えることがありますから、サイズについてはちゃんと見極めた方が良いでしょう。

 

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このように釣り人の話を落ち着いて検証していけば、8割程度はガセネタであると言っても過言ではないのではないでしょうか。

やはり、釣りで本当に信じられるの自分の目で見たり、自分が体験したことだけでしょう。
他人からの情報は、あくまで参考程度にするべきだと思います。