釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

釣りのメディアにヤラセはあるか?

いつだったか小さなルアーメーカーが釣果の写真の魚を使い回して、違う魚に見せていたのがバレて炎上していたことがありました。
その一件で、そのメーカーの人気が落ちたそうですが、私は「何を今さら」と思ってしまいました。

ヤラセはあります。

f:id:nyandaro:20210112123701j:plain

私は、本や雑誌やネットなどに、メーカーなどが出す情報には、いくらでもヤラセはあると思います。

実際に本に載っている写真の魚をよく見ると、「これは同じ魚みたいだけど、口に付いているルアーが違う」なんてことを発見することができます。

それから、実は実際にルアーメーカーの人が釣れた魚のルアーを、自社の物に付け替えて写真を撮っているのを見たこともあります。
さらに他人が釣った魚を、他の人が持って撮影しているなんて場面も見たことがあります。

もちろんこんなことをしているメーカーばかりではないでしょうが、実際にこんなことが行われているのですから、サイズを盛る程度のことは日常茶飯事で行われているはずです。
特に近頃は広角のスマホのカメラなどで撮られた、やたらサイズのでかく見える写真をそのまま使用する会社などもありますから、サイズに関しては、もう何が真実だか分からない状態です。

 

f:id:nyandaro:20210112123853j:plain雑誌の取材などは真面目に行われていることがほとんどなようですが、小さいルアーメーカーなどは、このようなコンプライアンスの面がガバガバなようで、こんなことは当たり前に行われているようです。

ですから私は、メーカーが写真で出す「これで釣れた」的な話は全く信用していません。
日本の釣り業界という斜陽残業の中で、小規模な会社で細々と商売をして生き残るためには、それくらいのヤラセをしないと無理でしょうから、私はメーカーを責める気はありませんが、信用は全くしていません。

 

f:id:nyandaro:20210112124038j:plain

このように、釣りメディアの「これでこんなに釣れた」というような話は、嘘が多いと言ってもよいものだと、私は思っています。
結局の所、釣りで本当に信用できるのは、自分の手で実際に作った実績だけなのではないでしょうか。

まあ、何を信じて何を買うかは個人の自由ですから、私の話よりもメーカーの話を信用するのも良いかもしれませんが、私は「釣りメディアにヤラセはある」とだけは言っておきたいと思います。