釣りにゃんだろう

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趣味をやっている側は、経済効果なんて望んでいない。

よく何かの趣味が流行ると、「これだけの経済効果があるそうです。すごいですね!」みたいにニュースで扱われるわけですが、実際にその趣味をやっている側からしたら、たまったものではありません。

どんな趣味でも、やる人が増えれば増えるだけ、自分には不都合なものになります。

例えば、釣りが流行ったとしたら、釣り人が増え、釣り場は混み、魚は釣れなくなり、マナーの悪い人が現れ、釣り場が釣り禁止になるなど、めんどうなことが連発するだけです。

 

 

こういったことは、他の趣味だって同じでしょう。
たとえば登山が流行れば、登山口の駐車場や登山道や山小屋が混んで、自由に登れなくなるでしょうし、マナーの悪い人が増えて、気分を害することも増えるはずです。

このように、ある趣味をやっている側からすれば、その趣味が流行するのは、困ることでしかないのです。

ですから、流行して経済効果があるなんて聞いても嬉しくもないですし、勘弁してくれよと思うものです。

 

 

何かに経済効果があって喜ぶなんて、その流行に乗って儲けようとしている一部の人だけでしょうし、本当にその趣味を好きな人達は、「ブームが去るまで、しばらくは嫌な時代だな」と覚悟を決めて、じっと堪えているのです。

世の中には騒がず流行らさず、とにかく黙っておいて欲しいというのが、趣味をやっている人達の本音だと思います。