川や湖で釣りをする時に、水温が高過ぎる時には、支流の合流や小川の流れ込みを狙うのが定番です。
支流や小川といったものは、本流や湖よりも水温が低いことがほとんどですし、暑さを逃れて魚が集まることがあるからです。
上手くいくと魚が固まっていて、嘘みたいに釣れまくることがありますから、高水温期には第一に狙いたいものです。
こういった場所では、夏場には水量があまりなく、水がチョロチョロとしか流れ込んでいなかったり、場合によっては渇れてしまっていることもあります。
冷たい水がろくに流れ込んでいないと、ダメだなと諦めたくもなりますが、そんな時でも軽く釣りをしてみた方が良いと思います。
なぜなら、一見渇れているような川でも、水が伏流していて周辺は水温が低いことがあるからです。
流れ込みの周辺には、水中に土砂が堆積していることが多いですが、そういった上に立ち込んでいると、明らかに他の場所よりも冷たく感じることがあります。
渇れているような小川でも、地中からは冷たい水が染み出しているということなのでしょう。
当然、こういった場所なら魚が集まる可能性がありますし、少し釣りをしてみる価値はあると思います。
合流や流れ込みというものは、見た目の水量だけに気をとられずに、伏流の可能性も考えてみるべきでしょう。