当たり前のことですが、釣りって、その日釣り場に居る人全てに魚が釣れるわけではありませんよね。
管理釣り場みたいな場所なら、100%近くの人に魚が釣れることはあるかもしれませんが、自然の川や湖での釣りとなると、そうはいかないでしょう。
釣れない人の方が多いことがほとんどでしょうし、10人に1人も釣れないような釣り場も、決して珍しくないのではないでしょうか。

ですから、釣りに行ったって、確率だけで考えれば、自分には魚が釣れない可能性が高いわけです。
釣りは、魚が釣れなければ意味がないというものでもないですが、効率ということを考えてしまったら、釣りに行くなんてお金と時間の無駄になることが、ほとんどなのかもしれません。
釣りなんてこんなものなのに、それでも釣り人は釣りに行くことを止めないのは、やはりどんなに確率が悪くても、自分には釣れるんじゃないかと、心のどこかで思っているからではないですかね。

世間では、叶うか分からないことを夢と呼ぶものだとすれば、釣り人というものは夢見がちな人々なのでしょう。
世の中には夢も希望もない人生を送っている人が沢山いますから、自分には釣れるんじゃないかと夢を見られるだけでも、釣り人は幸せな人間なのかもしれませんね。
まあ、その夢は裏切られることになることがほとんどなのですが、こんな世の中で夢を見られるだけでも幸せだと言えなくもないのではないでしょうか。