YouTubeなんかで、スコットランドのサーモンフィッシングの様子を見ていると、犬を連れて釣りをしている人が沢山います。
たまに魚が釣れると興奮して魚に触れようとする犬もいますが、だいたいはおとなしく飼い主を見守っていて、なんとも微笑ましい光景です。
日本でも、ごく稀に犬を連れて釣りをしている人もいますが、犬と一緒にジャブジャブとウェーディングしている人は、私は会ったことがありませんね。
それに、日本で沢山の人が犬を連れて釣りをしていたら、すぐにうるさいとか危ないとか言われることになり、「犬禁止の空気」が形成されてしまうのではないでしょうか。
魚なんて、犬が多少吠えようが水に入ろうが釣れるわけですが、こんな些細なことも許せないような、心の狭い釣り人が日本には沢山居ると思います。
自分の考えと違うことをする人がいたら、すぐに文句を言ったりして揉めるような釣り人が多いですし、なんとも心に余裕がないではないですか。
釣り人の多い川では、実際に喧嘩になっていることもあるわけですし、本当に卑しいったりゃありゃしないですね。
スコットランドなんかの川だと、大部分がお金を払って貸し切り状態で釣りをするのでしょうから、こういった揉めごとはないのでしょう。
日本の川のように、誰にでも釣りが楽しめるという利点はないのかもしれませんが、変な釣り人が来て揉めるということもないはずです。
お金持ちでコネのある人しか釣りができないなんて、どうしたものか?と思わなくもないですが、それで釣り場の治安が保たれるのなら、そんなに悪くないことなのかもしれないなと、近頃私は思ってしまいます。