釣りにゃんだろう

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フライフィッシングは、「難しいが楽しい」?

スローループという、フライフィッシングを題材としたアニメに、「難しいが楽しい」という題の回がありました。

たしか、シイラを釣る回だったと思うのですが、周りの人がエサを使い釣る中、主人公が最後までフライで釣ることにこだわっていた心情を表している題名だったのだと思います。

私はこの題を見て、なかなか上手いこと言うなぁと関心しました。

 

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フライフィッシングをやる人達の中には、とにかく魚が釣れれば何でも良いという人は少ないでしょう。
ちょっと苦労してでもフライフィッシングで釣りたいと、こだわりを持っている人が大半なはずです。

そのためには、ちょっと苦労したり難しいこともあるわけですが、それすらも楽しめるような心に余裕のある人にしかできないことだと思います。

「ちょっと難しいから楽しいんだ」というのは、こういった人達の心情を本当によく捉えた言葉だと思います。

 

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ただ、一つだけこういった気持ちで釣りをする時に気をつけなくてはいけないことがあると、私は思います。
それは、他の釣りを差別しないことです。

自分が難しい釣りをしていると、他の釣りを下に見るような態度をとる人がたまにいます。
フライフィッシング以外は認めないというような態度をとる人達です。

魚釣りなんて、大したこともないただの趣味なのですし、それでちょっと難しいことをしたからって、何にも偉くはありません。

 

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自分が勝手に難しいことをやっているだけなのですから、それをしない人をバカにする権利はないはずです。

「難しいから楽しい」と思って釣りをするのは良いと思いますが、「難しいから偉い」とは勘違いしないようにだけは気をつけていきたいものですね。