魚を釣るためには、「釣れた時と釣れなかった時は何が違ったのか」を考えるということが、とても大事だと思います。
釣りをしていれば、魚が釣れる日も釣れない日もあるわけですが、何が違ったのかを徹底的に考えると、釣るためのヒントが浮かび上がってきます。
釣れた日は小雨が降り寒かったけど、釣れなかった日は晴れていたというような、天候や水温の違いがあることもあるでしょうし、ちょっとだけ違うポイントに入ったなどの場所の違いがあることもあるでしょう。
こういった大きな違いよりも、意外ともっと小さな、ほんのちょっとした自分の釣り方の違いがあることも多いです。
釣れた時と釣れなかった時とでは、同じサイズのフライフックでも軸の太さの違う物を使っていたとかいったレベルの、ほんの小さな違いです。
こんな小さな違いでも、釣れた時の状態に戻してみると、また釣れるということはありますから、釣れなかった時にはとにかく細かいところまで、釣れた時との違いを考えてみることでしょう。
あまりこういったことばかり考えていると、一日中釣り以外の事が考えられなくなってしまいますが、釣れた時と釣れなかった時の違いを考え、一つずつ検証していくことは、釣果への確実な近道だと思います。