釣りにゃんだろう

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ワカサギ釣りは、コロナの時代においては最悪の釣り!?

新型コロナウィルスの拡大で首都圏に緊急事態宣言が再発令されたとかで、なかなか世の中が騒がしくなってきましたね。

まあ、人が沢山居る場所でマスクから鼻を出している思考力がゼロのような人が日本中に沢山いる状態でしたから、遅かれ早かれこうなるんじゃないかと、ちょっとでも真面目な方々なら想像はついていたことではないでしょうか。

そういった真面目な方々なら、緊急事態宣言が出されても、引き続き「ちょっと気をつけながら生活する」以外にやることはないわけで、そんなに昨年からの暮らしとは変化はないはずです。

 

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釣りにしたって、全面的に自粛する必要はないでしょう。
一人で公共交通機関は利用せずにでかけ、飲食施設等のお店に立ち寄らず行うなら、こんなに安全で他人に迷惑をかけない趣味は、この時代になかなかないのではないでしょうか。

かなり流行っているキャンプなどと比べても、格段に他人との接触は少なく、コロナの時代にぴったりの趣味だと思います。

ただ、釣りもその仕方によっては、あまり誉められたものではないものになる可能性もあります。

グループで釣りに行ったり、混みあった釣り場で密集したりすれば、現在の社会では当然良くない行動ということになるでしょう。

そんな中でも、ワカサギ釣りは最悪のものなのではないかと考えられます。


ワカサギ釣りは密中の密。

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冬季に行われるワカサギ釣りは、氷上にテントを張って行われることが多いです。
また家族やグループで行われることも多く、テントの中で飲食をしたり飲酒をしたりすることも珍しくありません。

ワカサギ釣りのテントの中は、たまに一酸化炭素中毒を起こす人がいるくらい密な空間です。
その中で集団で飲食をしながら釣りをするのですから、居酒屋なんかよりもずっと感染リスクは高いはずです。

飲食店に休業要請を行うなら、ワカサギ釣りで人を集める漁協などにも休業要請を出さないとおかしいレベルの現状では最悪の釣りでしょう。

ワカサギ釣りは、氷上ではなくドーム船で行われることもありますが、テントの中ほどではなくても、室内で釣りをするというのは、他の釣りに比べて、かなり感染リスクの高い釣りでしょう。

 

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それでも、「自分の知り合いにはコロナの人はいないから大丈夫」なんて思っている人もいるかもしれませんが、かなり感染の拡大した現状では日本中どこにでも無症状の感染者がいる可能性があります。

日頃から通勤や通学をしている人が釣りを一緒に行う家族やグループの中にいるなら、感染者がいる可能性は結構あるはずです。
その状態でワカサギ釣りをしながら宴会をすればどうなるかは、バカでも分かることなのではないでしょうか。

無症状の人が多かったり、感染経路が追えないために、明るみには出ないかもしれませんが、「ワカサギ釣りクラスター」的なものが、今年はどこかで必ず発生するのではないかと、私は思っています。


ワカサギ釣りは不要不急。

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ワカサギ釣りは、釣りの中では不要不急の部類に入ると思います。
ワカサギは、低水温から結構な高水温まで耐えられ、水質がかなり悪くたって生き残れる丈夫な魚です。
日本中で放流増殖されていますし、「今年釣らないといなくなってしまうかもしれない」というような魚ではないのです。

日本の内水面の釣りは魚に恵まれことが多いですが、ワカサギはかなり余裕がある部類の魚であり、どうしても今年釣らなければならないものではないでしょう。
来年か再来年かもっと後になるのか分かりませんが、もうちょっと世の中が落ち着いた時に、ゆっくりワカサギ釣りをしたっていいはずです。

 

ですから、コロナに感染したくない、もしくは感染拡大させたくない、と少しでも思うのなら、今年は家族やグループで騒いでワカサギ釣りをするのは自粛するべきでしょう。

どうしてもワカサギ釣りをしたいのなら、一人きりで他人と飲食などはせずに、ガチなスタイルで純粋に釣りをするべきだと思います。