近頃は、釣り禁止になる漁港が増えたり、沖堤防での釣りが禁止されたりして、海の釣り場が減りつつあります。
まあ、釣り人の大半は社会の敵みたいな迷惑な人間ですし、こうなってしまうのも仕方ないのではないでしょうか。
釣りというものは、釣りをしない人からしたら迷惑行為でしかないわけですし、漁港や堤防といった本来釣りをするために作られたものではない場所でやるのは問題があると思います。
それに、そもそもが漁港や堤防でコンクリートの上に立って釣りをして楽しいのか?と、私は思ってしまいます。
釣りというものは、本来は自然の中でするものでしょう。
漁港や防波堤は決して自然ではないですし、人工物の上から釣り糸を垂らすなんて、あまりに惨めな行為だと思います。
世界中の海岸が護岸で固められてしまったのなら、仕方なくコンクリートの上から釣りをするしかないかもしれませんが、サーフや磯や河口なんかの自然な陸地からできる釣りはまだまだあるではないですか。
そういったマトモな釣りを捨てて、わざわざコンクリートの上から釣りをするというのは、非常にもったいないことだと思います。
この青い地球という星に生まれて、せっかく自然の中で釣りをするチャンスがあるのに、わざわざ日頃から住んでいる街と同じようなコンクリートの上から釣りをするなんて、生き物として間違っていないでしょうか。
漁港や堤防なんて、このような場所なのですし、そこで釣りをすることに拘る必要はないはずです。
本来は、釣り場とも呼べないような場所なのですから。