川なんかで工事が行われると、その場所で漁業権を持っている漁協には補償金が支払われます。
日本中で工事はしょっちゅう行われていますから、補償金が主収入という漁協は沢山あることでしょう。
そういった漁協は、釣り人からちまちまと入漁料を集める気はありませんし、最低限の放流を行うだけで、遊漁には積極的にらならないでしょう。
そんな、補償金目当てのような、あまり釣り人に魚を釣らせる気がない漁協というものは、日本中に無数に存在しているはずです。
しかし、ここ10年ほどで、釣り人に魚を釣らせる気がある漁協も、かなり増えてきた気がします。
それなりに若い人や、釣りが本当に好きな人が関わる漁協が増えたのか、魚がちゃんと釣れるように釣り場を管理して、釣り人を集めようと努力している漁協が、近頃は沢山見られるようになりました。
そういった場所は、釣り人が多くて混雑気味になるという難点はあるものの、魚はよく釣れるのですし、釣り人側も積極的に利用して応援していくべきでしょうね。
そうしないと、またいつ魚を釣らせる気がない漁協に戻ってしまうか分かりませんし、お互いに協力しあって良い釣り場を維持していかなくてはならないでしょう。
お金を払って釣りをするなら、魚を釣らせる気がある釣り場をしっかりと選びたいものです。