いつだったか、私の唯一の釣りをする知人のさらに知人が「釣りのデザインをした服を売りだした」という話を聞きました。
このような小規模なレベルで個人や小さな釣り具メーカーが、釣りがテーマのTシャツやらパーカーなんかの服を売ることは、結構よくある話のようです。
そして、そういった物を見るといつも思うのですが、「誰が買うんですか？」と言いたくなるくらいダサくて、酷いデザインのものばかりです。
そのメーカーなり個人なりのファンや信者のような人達は、それをカッコいいと思っているのかもしれませんが、冷静に見てみるとヘンテコなものばかりです。
なんとなくヤンキー的なデザインのものだったり、やたら英語が書いてあったりと、とにかく「それはないだろう」という物ばかりで、「勘違い感」が凄いです。
例えば、私がそこそこ若い女性で、彼氏がそんな釣り具メーカーヘンテコ勘違いアパレルを着ていたら、ハッキリと変だと伝えるか、その感性を疑って別れを考えるレベルだと思います。
服を着るだけならまだ良いのかもしれませんが、中には車に、これまた勘違いデザインのでっかい釣り具メーカーのロゴのステッカーなんかを張っちゃう人もいるようで、私はそんな車を釣り場で見かける度に吹き出しています。
「田舎のヤンキーがチームを組んだ」みたいな感じで、物凄く頭が悪そうですし、とてもでカッコいいとは言えません。
世間一般の人に、こういった釣り具メーカー勘違いデザインを見せれば、100人中97人くらいはダサいと評価するのではないでしょうか。
それくらい、謎に飛び抜けて釣り関係のデザインというものは、カッコが悪いです。
しかし、どうも釣り人達にはダサいものを使っているという自覚がないらしいですから、堂々とヘンテコな服を着たり、車にステッカーを張っちゃったりしているようです。
自分達が笑い者にされていることを知らないとは、それはそれで幸せなような気もしますし、ちょっと可哀相な気もしてきてしまいます。
こういった釣り人達に一体どう接していけばよいのか、なかなか悩ましいところです。
