釣りにゃんだろう

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一匹釣ると警戒される現象。

以前、川で群れているコイをフライで釣っていたら、一匹掛けてしまうと、他の魚がビビりまくってしまい全く釣れなくなってしまうということがありました。

日頃からパンなどで釣られまくっているような様子でしたし、ティペットの存在に気づいているようでしたし、かなり神経質な群のようでした。

 

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この他にも、釣り堀のような池で飼われている状態の魚も、一匹ルアーで釣ると全く反応しなくなるということがありましたから、神経質な魚というものは「一匹釣ると群全体が警戒してしまう」ということがあるのだと思います。

一説では、釣られた魚は警戒物質のような物を出すという話もありますが、こういった様子を見ていると、それも本当なのかもしれないと思ってしまいます。

ただ、こうした警戒状態になってしまった魚達は、もう釣れないのかというと、そうでもないようです。

ちょっとの時間釣り場を離れて休ませて、そっと静かに再接近して釣りをすれば、また一匹は釣れることがほとんどだと思います。

 

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この釣り場を休ませる時間は、どれくらいが良いのかは魚達のスレ具合によるようで、5分で大丈夫なこともあれば翌日まで待った方が良いこともあります。

これはもう自分で色々と試してみて、感覚で判断するしかないと思います。

このように、「一匹釣ると警戒されまくる」という現象はよくあることではあるものの、それは時間が解決してくれますから、あまり心配することではないのではないでしょうか。
私は日頃からちょっと場を休ませることで、スレた魚を結構釣っています。