釣りにゃんだろう

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カーディナルが何度も復刻されているが、大金を払って買うほどのリールではないのではないか。

アブのカーディナル33というものは、近年ちょっとずつ仕様を変えて毎年のように限定生産されています。
それだけこのリールのコアなファンが日本には多く、発売すれば買う人がちゃんと居て、それなりに利益が出るということなのでしょう。

私は、カーディナルというリールが好きですが、33サイズを使うようなルアーフィッシングはあまりやらないので、いくら新しいものが発売されても興味を持つことはないのですが、たまにチラッとネットショップなどで売られているのを見かけると、ちょっとびっくりしてしまうことがあります。

 

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それは、値段が高いということです。
こういった復刻が始まった当初はそれほど高くなかったはずなのですが、なんだか年々高くなってきているようで、今のカーディナルってそんなに高いリールなのかと私はびっくりしてしまいます。

物価の上昇などを考慮しても、明らかに以前よりも高いものとなっていきているはずです。
やはり、年々数は売れなくなってきていて、高くしないと利益が得られないのかもしれません。
また、高くても買う人は買うだろうという計算のせいなのかもしれません。

 

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しかし、ここまで高くなってくると、インスプールのカーディナルってそんなに価値のあるものなのか?と疑問に思えてきてしまいます。

所謂オリジナルのカーディナルが売られていた時代なら、品質や耐久性の面で信頼できるリールがまだ少なく、多少高くても無理をしてでもカーディナルを買うことに意味はあったかもしれません。

しかし、現在はそれなりにちゃんとしたリールが沢山売られていますし、確かに使いやすく丈夫なものではあるものの、現代においては大金を払ってまで買うほど旧式のカーディナルが良いリールであるとは思えません。

 

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それから、オールドタックルに強いこだわりのあるような人達は、復刻版のような物には価値があるとは思えないでしょうし、同じ高いお金を払って復刻物を買うくらいなら、オールドの物を一台買うはずです。

そんなわけで、ああいった高い復刻・改良ものに、その値段に見合うだけの価値があると思える人は、それほど居るとは思えないのです。

 

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ですから、やはり年々買う人が減り、毎回値段が上がっていくという仕組みになっているのかもしれませんね。
このままいくと、一台7万円くらいまでいき、「ステラが買えるね」というようなリールになる日も、そう遠くないのかもしれません。
まあ、その前に復刻版の発売を止める可能性も高いですが。