釣りにゃんだろう

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湖で釣りをする時の風向きと岬。

湖で釣りをする時には風向きというものが、とても重要になってきます。
水温が著しく低い時期の北風などを除けば、トラウトを釣る時は、向い風が良いことがほとんどです。
しかし、向い風があまりに強いと、ほとんど釣りにならないことがありますから、真正面から受けるのはちょっと避けたいこともあります。

 

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このように、湖では風向きを考慮してポイント選びをする必要がありますが、人間は風向きを操作できません。

風が吹いていなかったり、風向きが変わったりすることがありますから、あまり移動しないで釣りをする場合には、ポイントを決めるのに少し困ってしまいます。

そんな時には、とりあえず岬のような出っ張った地形の場所に陣取ってしまえば良いと、私は思っています。

 

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岬の先端にいれば、岬のどちらの側面で釣りをするか選ぶことができ、ほぼ全ての方向の風に、好みの風向きで釣りをすることができます。

まっ正面から風を受けたいなら、風の当たっている面で釣りをすれば良いですし、風があまりに強い時には、逆側に行けば、風の払い出しのようになった状態のポイントを攻めることができます。
岬の真後ろからの風だとあまり良くありませんが、他の風向なら、岬の周辺には必ず良さげな風向きのポイントが発生するものです。

 

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そもそも、岬の周辺というものは、魚が居着いていたり、よく回遊してくる場所でもありますから、魚がよく釣れるものです。

「椅子とお弁当でも持っていって、のんびり一日釣りをしよう」なんて時には、とりあえず岬の先端に座っていれば、釣果に恵まれる可能性が高くなるはずです。

場合によっては、一日中あくせくポイント移動を繰り返すよりも、そんな脱力系の釣りをした方がよく釣れてしまうこともありますから、なかなか良い方法だと思います。