釣りにゃんだろう

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釣った魚を持たせてもらえないなんて。

海外の釣り動画を見ていると、リリースする魚の扱い方を徹底している所では、ガイドが医療用のような手袋をしてフックを外して一瞬で逃がすだけで、釣った本人は一切魚を触れられず、落ち着いて魚を見ることもできない、みたいな場面を見かけます。

徹底的に魚の安全を考えるのなら、これは正しい方法なのでしょうが、釣り人としては、こんな釣りをして嬉しいのだろうかと思ってしまいます。

 

 

釣り人なら、魚を釣ったら、少しは魚を持ったり、落ち着いて写真を撮りたいと思うのが普通なのではないでしょうか。

さらにそれが、高いお金を払って宿泊したりガイドを頼んだような釣り場で釣った自分にとっては重要な魚だったら、尚更魚と触れ合いちゃんと魚を確かめて、釣った実感と記録を残したいと思うはずです。

濡れた手で水中で少し触る程度なら、余程のことがない限り魚が死んでしまうことはないわけですし、あまりに魚に安全なリリースを徹底するのも、どうかと思ってしまいます。

 

 

私だったら、自分が釣った魚に触らしてもらえないような場所は、わざわざ高いお金を払ってまで行こうとは思いません。

「じゃあ来るな」ということなのでしょうが、自分が釣った魚を持たせてももらえないような釣り場で満足できる釣り人って、一体どれだけいるのでしょうか?

そこまで、魚を完璧に安全に扱いたいのだったら、そもそも釣りなんてしない方が良いと、私なんかは思ってしまうのですが。