私は、最近まで知らなかったのですが、カムパネラというフライロッドメーカーは、岩手の会社でブランクから手作りしているのだそうですね。
カーボンロッドを小さな会社でも作れるのかということに驚いてしまいますが、その値段にもちょっと驚いてしまいました。
安いモデルは3万円台であり、ツーハンドロッドでも10万円ちょっとだったりします。
これは私には、とてもポンポンと買える値段ではありませんが、海外で安く大量生産しているような、有名メーカーのロッドの原価以外に様々なコストが上乗せされているであろう物とあまり変わらないか、もしくは安いくらいではないですか。
その程度の値段で日本国内で手作りしているロッドが買えるなんて、とんでもなくお得な気がしてしまいます。
この値段なら結構買う人がいそうですが、そもそもフライをやる人が少ないですし、経営的には大丈夫なんでしょうかね。
多少はルアーロッドも売ったりしているみたいですけど、ちょっと心配になってしまうくらいの値段です。
じゃあ、あなたが買いなさいよと言われるかもしれませんが、私はロッドは最高でも中古で２万円くらいの物しか買ったことがない、貧しい釣り人ですからね。
それでも、私のように貧しくない人達からしてみれば、相当お買い得な物に違いないのですから、海外で安く大量生産されたロッドを買うのだったら、岩手で丁寧に真面目に作られたロッドを買った方が、ずっと良いのではないでしょうか。
