いつだったかテレビを見ていたら、千葉の君津で脱サラしてサブスク制のキャンプ場を始めた人というのが出ていましたが、その人のその土地を気に入った理由が、なんともおかしかったですね。
前の経営者がキャンプ場をやっていた時に来て、景色を見た時に絶景だと思ったのだそうです。
そして、周囲の山とキャンプ場を買い取ってしまったとのことです。

そう言って映し出されたのは、日本中の郊外にはどこにでもあるようなちょっとした森で、とても自然の山とは呼べる植生でもないですし、「これが絶景なら田舎の人はみんな毎日絶景の中で生活しているよ」というレベルなのでした。
どう考えても自然の中なんて言える環境ではなかったですし、そういった場所を自然豊かな環境だと思ってしまう感覚を疑ってしまいましたね。
考えてみれば、こういった自然とも呼べないような場所にあるキャンプ場って、沢山ありますよね。

キャンパーとか呼ばれる人達は、そういった場所に来て自然がどうとか言っているわけですが、あまりに自然を知らなさ過ぎるのではないでしょうか。
釣りなんかのついでに、本物の自然の中で野営するのと比べたら、子供がおままごとで遊んでいるようなものですし、自然という言葉を使う資格もないと思います。

「キャンプ場でキャンプをして自然を感じよう」みたいなことを言っている人達がいるということは、いかに現代人が自然を知らないかを表していると思います。
そんな状態では、自然保護みたいなことが進まないのも当たり前の話ですしね、自然環境という面では、これからもひどくなっていくばかりでしょう。