シーバスやバス釣りなんかだと、橋桁周りというポイントは定番中の定番だと思います。
ところが、綺麗な自然の川で行うイメージが強い、トラウト系の釣りでも、かなり魚は釣れるものです。
橋桁には、流木なんかが引っ掛かっていて、そこには魚が入っていることがよくあります。
それから、橋桁があることによって流れに変化が生じて、川底が深く掘れたり、流れ淀んだり反転している部分にも、魚はよくついています。
こういった橋桁周りのポイントは、魚達にとっては一級の着き場なのでしょうし、そんな特等席に居座っているのは大物であることも少なくありません。
実際に、私も大きな川で大きな魚を釣ったのは、橋の周りであることが多いですから、とりあえず一番に探ってみるべきポイントなのかもしれません。
ただ、釣り場の雰囲気としては、最悪のポイントですしね。
コンクリートの橋桁が並ぶ場所で釣りをしても、決して気持ちが良いわけではありませんし、時には橋の上を車や人が行き交い、落ち着いてのんびり自然の中で釣りをするような環境ではありません。
ですから、橋桁周りのポイントは完全に釣果優先といった感じになってしまいますから、あまり粘らずに、さっとチェックしてみるくらいが調度良いのかもしれません。
それだけでも、やる気のある魚がいれば充分に釣れてしまうでしょうから。