釣りにゃんだろう

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大物が釣れた時の、「ボーン!!」は万国共通。

釣りが好きな外国の人と話していて、その人が大物を釣った時の話になると、かなりの確率でフッキングした瞬間の様子を、「ボーンッ!」とか「バーンッ!」といった擬態語で表現します。

これは、大きな魚特有の衝撃と水柱や飛沫を表したものだと思いますが、淡水の釣りでも海水の釣りでも、色々な国の人が同じような言葉を使うのですから、興味深いです。

 

 

確かに、こういった体験を実際にしてみると、「ボーンッ!」はボーンッ!でしかなく、他の言葉で説明するのは、なかなか難しいです。
なおかつそれを、自分の母語ではない英語でするとなると、あまりに難し過ぎます。

それから、一度でも「ボーンッ!」を体験したことがある釣り人同士なら、これ以上の言葉は必要なく、充分にその衝撃は伝わると思います。

以前、「ボーンッ!」をまだ経験したことがない人と釣りに行き、その道中周りの人がしきりに過去の話を「ボーンッ!」と言っているので、私は「本当にボーンッ!だから、釣れたら分かると思う」と言ったことがありました。

 

 

無事に結構なサイズの魚が釣れると、その人は「本当にボーンッ!だったよ!」と喜んでいましたから、これほど的確に大物が釣れた時の衝撃を表した擬態語はないのだと思います。

こんな「ボーンッ!」は、例えば渓流とか管理釣り場で釣りをしていたら、一生経験できないことだと思います。

最低でも抱き抱えるくらいの魚であるサイズが必要でしょうから、海に釣りに行くか、海外の川なんかに行かなくてはならないでしょう。

 

 

せっかく釣りをするのだったら、この衝撃を経験して、世界中の人と喜びを共有できるようにならないと、もったいないのではないでしょうか。

少し遠くまで出掛けるだけで経験できることなのですから、一生手の平サイズの魚を釣るだけでは、あまりに小さくまとまり過ぎだと思います。