釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

森が川沿いにしかない異常な状態。

北海道なんかで釣りをしていると、「ひどい環境」だなと思うことがよくあります。

それは、川沿いにしか森が残っておらず、後はひたすら牧草地が広がっている所が多いからです。
特に道東地方にこのような場所が多いでしょうか。

北海道の広大な牧草地や畑も元々は全て森だったはずであり、それだけの面積の自然が失われたのだと考えると、なかなか恐ろしいことです。

 

今でも、それなりに多くの動物達や魚達の姿は見かけられますが、開発が行われる前は、とんでもなく沢山の生き物が暮らす場所だったのでしょう。
タイムマシーンがあるなら、私はその頃に戻って釣りがしてみたいものです。

 

川の周辺にしか森がないような土地では、よくヒグマの出没情報が聞かれます。
これは、当たり前の話です。
川沿いにしかヒグマが住む場所がないのですから、人間が釣りなどで川に行けば当然ヒグマに会います。
それから、ちょっとヒグマが森を出れば丸見え状態ですから、自然と目撃される機会も増えます。
ちょっと森を出たところに、人為的な良いエサがあれば、それを食べにくるようになるヒグマだっているでしょう。

ヒグマが目撃されたり、ヒグマによる被害がでると、困ったとか怖いとか人間は騒ぎますが、現在の自然が破壊し尽くされた状態では当たり前のことですし、その状態を作った人間の自業自得でしかありません。

 

これが、年間100万人がヒグマに殺されるとかではちょっと困ってしまいますが、多少の被害が出るのは自然な話なのではないでしょうか。

そもそもが、「人間の天敵が居ないため人口が増えすぎた」ことが自然破壊の原因の一つなのですから、多少は人間を脅かす生き物が居る方が良いのかもしれないと、私思います。

ですから、極端な話、ヒグマでもなんでも良いですから、田舎を歩いていたら襲われまくる、毎年集落の一つや二つは全滅するみたいな世の中でも良いと思います。

それが嫌な人は大都市に出れば、いくらでも安全に住める場所はあるわけですし、動物に怖いだ迷惑だと文句を言うのなら自分達が出ていけば良いだけの話でしょう。

 

これからは、この国の人口はどんどん減っていきますし、経済も縮小していくだけなことは明白です。
食糧を生産するとか、本当に必要な仕事に就いている人以外は、もう動物達に文句を言いながら無理して自然に近い場所で暮らす必要はないはずです。
もうそろそろ、土地を動物達に返してあげたって良いのではないでしょうか。